1月12日の弱い話
いつも以上に大したことない弱い話。だいたいTwitterで話してる。
○年賀状
年賀状はくれた人に返すスタイルなので年賀状を書くのは1月になってから。
いつも5枚セット買えば間に合っているのだが、今年は6名もの人から届いたので追加で1枚買うことに。しかし既に1月も中旬。売っていない。
3店目でやっと見つけた。
「年賀はがきってまだ扱っていますか?」と店員に尋ねると、外人の店員が申し訳無さそうに店内の年賀はがき什器を差して「一枚しか残っていません」と答えた。
「それでいいです。一枚ください」とテンション高めで答えたら店員がめっちゃ笑顔になった。一番くじみたくラストワン賞とか無いのだろうか。
久し振りに大会に出て準優勝だった。結果としては上々だが、大会の結果よりも直近であたった人から試合中に横から自作トークンのデザイン褒められた事の方が嬉しかった。
○タピオカ
タピオカに屈してちょくちょく買ってしまうのだが、最後の自尊心によって「絶対にタピオカ持ったまま店に入るやつにはなりたくない」というスタンスだけは死守できてる。
○映画
クソ映画って基本的に好きではないけど、面白かった映画よりもクソだった映画の方があれこれ語れるのも然り。難しい。
○美味しい
テイクアウト可能な美味しい食べ物を見つけたときに、買って帰ってその美味しさを共有出来る人がいるだけでだいぶストレスが軽減されることに気づいたが、同時に自分が食べる量も倍になっていることには気づきたくなかった。
○ゲーミングPC
PCを買い替えた。ゲーミングPCにしたので処理が早い早い。
しかしキーボードのテンキーに当たる部分の「1」の下が「0」から「←」になったせいで文字を打つストレスが爆上がりしたのは正直後悔している。
去年立てた目標の振り返りと今年やることの話
今年の目標を設定するのはとても大事だ。
次に大事なことはそれを一年間意識することだ。
正月明けに忘れていては意味がない。
それが完遂出来ればベスト。
おめでとう。君は成し遂げた。
咲き誇る花と共に世界は君のものだ。
駄目だったら精査して翌年の目標として新しく設定する。
大丈夫。継続は力なり。
諦めなければいつまでも君は君を甘やかせる。
誰に向けて言ってるかって?自分自身だ。
目標立てなくても上手くやる人は上手くやるし、
ダメなやつは目標を立てても何も変わらない。
前者にはなれなくとも後者にはなりたくない。
せめてやれるだけのことをやろう。
まずはざっと過去の目標を振り返る。
(3年前の目標はMTG関係の目標なので省略)
一昨年(2017年)の目標は「捨てる」
これまでも人生の変化を目標にしていたが上手く行かなかったので、断捨離に特化させた。
「もしかしたら使うかも」を極力廃し、設定した基準に則って取捨選択を行った。
直近1年で遊んでいないゲームは全て売り、所持しているCDはデジパック仕様のもの以外はケースを捨ててコンパクトにした。本もかなり厳選した。
仕事もリセットして退職し、翌年に延びてしまったがアイマスも捨てた。
去年の目標(2018年)は「ストレスケア」
経済的に可能なレベルの金でストレスを極力軽減しようという試み。
以前から実験的に行ってきたこともこの年に明確なルーチンとして行った。
具体例としては
・起床時のストレスケアとして夏と冬はエアコンつけっぱなし
→電気代的な実験を以前から行い本格始動。これは今年も実行することとする。
・アロマグッズを試す
→自分が求めているアロマ環境に出会えていない(or技術が足りない)ので、「本当に必要なのか」も含めて翌年は要検討
・ハーブ栽培・紅茶(フレイバードティー)関係への投資
→手持ちの茶葉が多すぎる&自分が植物を育てる才能がないことはわかったので規模を縮小することとする
・家事を楽にするグッズへの投資
→概ね良好。しかし一番ストレスになっている食器洗いに手が出せなかった
・家具の統一
→金銭的な面で手が出せなかったため来年へ持ち越し。
・極力欲望には忠実に
→2018年でおしまい。
なんか他にもやった気がするがパッと思い出せないのできっと大したことはしていないのだろう。
ってなわけで今年の目標。
今年の目標は「絞る」
今まで以上に今年は生活環境が変わるため、これまでなあなあになっていた部分を「絞る」ことが必要となった。
・持ち物を絞る
「捨てる」に近いが、過去に行っているため劇的な効果は見込めない。そのため趣向を変える。
まず新規で本を買う際はほぼ全て電子化させる。去年あたりから電子書籍に手を出し始めてアレルギー反応も無くなってきたのでいける。スマホをいじる時間をそれらの消化にあてればソシャゲへの課金も減るだろう。
去年ストレスケアに買ったものも継続購入は厳選する。ってか一番良かった香りが「石鹸(本物)」の香りだったから部屋に石鹸置いておけばいいんじゃないだろうか。駄目かな。
茶葉も絞る。現在所持している茶葉の種類を数えてみた。
「紅茶」「緑茶」「玄米茶」「抹茶」「中国茶(花のやつ)」「プーアル茶」「ハーブティー(オーダーメイド)」「フレイバードティー(複数)「麦茶」
多すぎだろ!アホか!ってことで切らしても補充をせず1/3くらいにしたい。とりあえず今年はルピシアの紅茶の福袋買ってないからいけるはず。
洋服も絞る。
古くなったシャツ、靴等は一旦捨てて必要分だけ再度買い足したい。ネクタイとかどう考えても10本もいらんだろ。
兎にも角にも「これ本当に必要か?」ってことを意識するようにする。
・出費を絞る
月単位で好きなことに使える金額を設定する。金額は要検討。
惰性で購入しているものを停止し、趣味に対するランニングコスト的なものを絞る。
・妥協しないラインを絞る
これまでの経験で「これだけはハズせない」みたいなものがどんどん増えていったので、一度見直す必要がある。性格的なものなので難しいかもしれないが頑張る。
「お前は自分にも他人にも厳しすぎる」と言われたので、多分もうちょい他の人はゆるく生きているようだ。それが正しいかはわからないけども考慮は必要だ。
・体重を絞る
それが出来たら苦労しねえよ!
そんな感じ。主目標はこれなので、あとはどう肉付けして実行するか考えていこう。
11月26日の弱い話
いつも以上に大したことない弱い話。一部Twitterで話してる。
◯毛
朝鏡を見ていると顎に見慣れない黒い点を見つけて、ピンセットで抜いたら通常の倍近くの太さの「毛のようなもの」が抜けて、2本の毛が合体したのか、角栓なのか突っついて調べていたら家を出る時間になってしまいそれが何かわからないまま捨てた。
あれはいったいなんだったのか。せめて捨てずに帰宅してきちんと調べるべきだったと頭の片隅で日がな一日小さく後悔していた。
中学生の頃、ゲームキューブのスマブラDXで真面目に対戦せずグダグダやっていたとき、相手のフォックスがブラスターを撃ってきたのでこちらもPKファイヤーで返したら「割に合わない」と文句を言われた。理不尽だと思った。
◯アロマ
気になるけど調べるほどでもないやつ。アロマオイルやお香はやってるんだけど、よく見かける小瓶に棒が3本くらい刺さっているやつの使い方がわからない。棒に火をつけて使い捨てにするのか、毛細管現象的な何かで中の液体を上に持っていくのか、はたまた飾りなのか。
◯ご褒美
駅前にドトールが出来たので仕事帰りにハニーカフェオレあたりをテイクアウトしようとか考えてはいるけど、だいたいの場合帰りに食材なんかを買う予定があるし、遅いと閉店しているので一度も利用できていない。
◯もうやるまいという教訓を忘れた頃にやってしまうやつ備忘録シリーズ
・ゴーゴーカレーのエコノミークラス
・ソイ(ソイが嫌いな豆乳だということをド忘れする)
・吉野家の2辛
◯デザフェス
真夏のデザフェスでおばあちゃんがハロウィングッズ売ってて、気になってしかたなくて3、4回店を訪れた僕がイベント終了間際に我慢できずに買ったら、僕が唯一の客らしくてサービスで土台もらった。
◯ソシャゲ
ソシャゲは周回するだけの虚無。マリオカートのが面白いと言ったら「マリオカートの方が周回するじゃん」と言われてめちゃくちゃ納得した。
◯猫
実家に帰るたびに猫の写真をアップして「イケメン」って言ってるけど、先日うちのイケメン猫がメスだということが判明して驚愕している。
◯何もしていないのに壊れた
落雷でPCが壊れたことがあるので「何もしていないのにPCが壊れた」は実在する。
こんな感じのやつを気軽に投稿出来るようになりたい。
ファストライフ
遥か未来、ファストフードやファストファッションのように「ファストライフ」の概念が生まれた。
最新の科学技術と輪廻転生の宗教観をベースに、遺伝子を操作して成長と寿命のサイクルを高速で回すようになったのだ。人類史の加速が始まった。
歴史とはいわば次の世代へのステータス引き継ぎだ。
最新の学習技術で“最適な育ちかた”を学んだ人類はサイクルを重ねるたびに合理的にハイスペックに育っていく。
文明も高速で発展する。
超高速で歴史は進む。
強くてニューライフ。
超高速で回転し出した歴史はあらゆる非合理性を削り取る。
それでも僅かに人間性を残したまま、人類というタンブルウィードは歴史の荒野を進む。
高速で過ぎ去る人生にも当然失敗は起きる。人間である限りヒューマンエラーは起きる。
高速で回転する歴史でも神の手に守られた戦争とヒューマンエラーとガンとエイズは削り取れなかった。
でも大丈夫。
今失敗しても次の人生ではきっと上手くやれる。次に成功すればいい。
まぁ今回の人生は運が悪かったと思って諦めよう。
安心して。
最近の安楽死装置は性能が良い。
人類は疲弊した。効率化を極め、1つのミスが死を意味する人生に疲弊した。
ゆとりがほしい。
ゆとりがほしい。
1つのミスで終わらない人生がほしい。
合理的休暇以外の非合理的休暇がほしい。
資本主義が到達した超然的共産主義以外のイデオロギーがほしい。
ゆとりがほしい。
低温に設定した水槽に身体を浸す。埋め込んだ金属端子のパルスが徐々に体感時間を引き延ばしていく。
さぁ産まれ直そう。
冗長な世界へ。
非合理的な世界へ。
文明レベルを落とした世界へ。
肉体と一緒に記憶は置いていく。
一切のアドバンテージを置き捨てていく。
プログラムを設定する。機械が動き出す。
時代は―――2018年
無限5万円カード
「5000兆円欲しい」
そりゃそうだ。誰だって5000兆円欲しい。
5000兆円あれば何だって出来る。大体の問題は解決する。
では5000兆円ではなく「無限の5万円」だったらどうだろうか。
無限5万円カード
【基本的なルール】
- 無限に“5万円まで”買い物が出来るが、それより高価なものは買うことが出来なくなるクレジットカード
- 手に入れた瞬間すべての店はクレジット支払いに対応する
- 手に入れると死ぬまで手放せない
- レンタルおよびリースによる分割払いは可能だが購入は出来ない(自分のものにならない)
- ズルして5万円より高価なものを買うことは出来ない
- (直接・間接問わず)このカードで購入したものは他人に譲渡出来ない
- 「6」の補足は末文に記載(要は「ズル出来ないよ」という事なのでひねくれ者でなければ読み飛ばし推奨)
実質無限の金が手に入るので一見魅力的だが、5万円までしか買い物が出来なくなる。
一番大きいのは、家賃が5万円までの物件にしか住めなくなる。地方ならともかく都内ならクオリティはかなり制限される(毎晩ホテルに泊まるという裏技も無くはないが)。
洋服やゲーム程度の趣味なら特に問題はないが、高価な楽器やカメラ、ブラックロータス等の購入は出来なくなる。
車も購入は出来ないが、リース等で所有は出来ないが利用は出来る。というかタクシー使えばいい。
大体の豪遊は可能だがかゆい所に手が届かなくなる魔法のカード。もしもあったらあなたは使うだろうか?
ってかこれ世にも奇妙な物語で使われてたネタだったりするんだろうか(すでにあったらとても恥ずかしい)。
補足:思いつく限り書いたひねくれ者のための詳細なルール(というかルールの裏をかく話ではないのでそこらへんは察して)
- 何があっても5万円より高いものは購入できない
- ものの価値は購入時の社会一般的な価値とする(なんとなく察して)
- 分割払いは使用できなくなる
- 手に入れた瞬間所持する貨幣は全て消滅する
- 税金等は全て免除される
- 一回の支払いが5万円までの生命保険等に入ることは出来る(ので手術等で5万円以上必要になっても多分大丈夫)
- 銀行口座を持つことは出来るが特に意味はない
- 仮に両親が金持ちで広大な土地や多くの資産を持っていたとしても譲渡時は5万円相当のものしかもらえない
- 既に持っているもので5万円より高価なものは没収される
- 5万円相当のものを購入・現金化し、無限5万円カードとの合わせ技で10万円のものを購入することは出来ない(現金を手に入れても無限5万円カードのルールが適用され5万円までしか購入出来ない
- 株等を購入し、高騰して5万円よりも高価になった状態で売却しても5万円になる(株を5万で購入して100万円/株になったとしても売却時には5万円になる)
- 5万円で出来る範囲で資産運用することは可能だが、利益をあげることは出来ないのでただの趣味になる
- 物々交換は可能だが、世間一般的な価値で計算され5万円より高価と判断されたものは交換出来ない
- 5万円より高価なものを手に入れることは出来ないが、既に社会に存在するレンタル形式を用いて所持・利用することは可能である(真の意味で自分のものにはならない)
- 既に社会に存在するレンタル・リース・サブスクリプション等のシステムで5万円より高価なものを利用することは可能だが、新たに無限5万円カードを利用したビジネスモデルを作ることは出来ない
- 中古品・不良品等で価値が下落し、5万円以下になったものは本来の価値として扱われる(例:大破・劣化し修復不能になってハードオフで100円の価値になった元々10万円のギターは購入できない)
- 購入物の譲渡は出来ない。譲渡ではないと言い張り、例え廃棄したとしてもそれはマジカルな専門業者が何でも一瞬で消滅させる
- 食材を購入し、調理してふるまえるのは親族・友人までとする(情状酌量的要素)
- 銃と弾を購入し、他人に発砲するのは譲渡に該当しない
- 自分で狩猟・栽培・収穫・作成等をしたものを他人に与えることは出来る(カードで買った種で育てたくらいなら神様が許してくれる)
- 上記のなんとなーくフワフワした部分の基準として、ズルしてルールの裏をかこうとするorより大きな利益をあげようとしないなら許可する程度と思って欲しい。
2月10日の松音日記
◯要旨
「子供が可愛いかった」を2645字で表しただけ。
早起きして勉強のためにミスドに行った。
この世には誘惑が多すぎる。
文明が産んだ快楽が、法の目を掻い潜り人が狂わないギリギリのラインで刺激してくる。
目から、耳から、鼻から、皮膚から、舌から、五感を通じて24時間攻めてくる。
勉強とはつまるところ欲望のコントロールだ。あらゆる欲望を絶ち、制御し、往なし、共存することで脳に無限に注ぎ込まれる欲望のインポートの隙間に知識をねじ込む。
僕は勉強が出来ない。勉強ができない上に日焼けスポーツ美少女にも巨乳小柄眼鏡美少女にもモテない。ダメだ。
だがダメな奴はダメなりにやり方がある。五感を刺激する欲望のうち味覚だけ妥協すればいい。勉強しながら甘味を食すことで他の欲望を抑えるのだ。
そう、だからミスドだ。我ながら。賢いやり方だ。
で、だ。何が言いたいのかというと、ミスドにいた子供が最近数字を覚えたのか、ありとあらゆるものを数えていた。可愛い。それを逐一母親に報告するのだ。とても可愛い。すごい。冒頭の勉強についての長い文章何も関係ない。これが日記だ。
昼飯としてマクドナルドへ行った。正直午前中にドーナツを食べて腹が減っていないのだが、今後のスケジュール的に何か食べておかないと後悔すると踏み、何より身体が塩分を求めていたので短時間で食せるマクドナルドへ行った。マクドナルドのハンバーガーとポテトの持つ塩分は非常に多い。具体的な量は知らないが、きっと塩だけまとめたらケーキを作っている時みたくドン引きする量の塩分を摂取していると思う。
身体が塩分を求めていた。摂取した大量の糖分を中和するかのように求めていた。それが非常に頭の悪い間違った感覚だとしても求めていた。
で、だ。何が言いたいのかというと、店内で食事をするための席を探しにきた子供が踊るのがマイブームなのか、空いている席を見つけた途端同行する父親に向けて“踊りで”席が空いていることを伝えたのだ。可愛い。何故踊ったのかわからないがとても可愛い。すごい。塩分についての長い文章何も関係ない。これも日記だ。
昼から夕方まで数合わせの4人目として友人とボードゲームカフェで遊び、ブロックスとゾンビタワー3DとSplendorとドミニオンで遊んだ。楽しかった(日記)
夜から通っている総合格闘技のジムに行った。僕が所属しているジムは上の階が合同レッスン(?)用のフロアになっており、下の階は自主トレ用のフロアになっている。レッスンは19時からなのだが、ジムに着いたのは20時頃だったので下のフロアで自主トレをすることにした。
フロアには小学校低学年の兄弟と思しき二人が防具をつけてスパーリングをしていた。
スパーリングといってもリングは無いので、トレーニングタイマーを使って時間いっぱい殴り合うというものだ。
小学生同士とはいえ子供の喧嘩などではない。完璧ではないにしろガード行為は行っているし、僕に知識が無いので怪しいのだが柔術の投げ技も絡めていることから本格的に総合格闘技をやっているのだろう。素直に感心した。
ただ問題は、兄と弟の間に明確な実力差があることだ。年齢的なものよりも、経験・技術的な面で明確に弟が負けていた。ぶっちゃけ弟がボッコボコにやられていた。言動や行動から兄が手を抜いているのはわかったが、それでもなおワンサイドゲームだった。
その兄弟に何があったのかは知らないが、二人を見ている母親はかなり厳しく、弟を「練習不足だから一方的にやられるのだ」と叱っていた。事情を知らないため口を出すようなことはしなかったが、兄から一方的にボッコボコにやられた上で母親から叱られる弟は見ていてとても可哀想であった。
だが母親が弟に「一発も当てられていないじゃない」と言った時だった。兄が口を挟んだ。
「そんなことない。こいつも何発か俺に当ててるし」
兄が弟を庇ったのだ。兄は別にいじめるために弟をボッコボコにしていたわけではないのだ。スポーツだ。そうだ。格闘技とはスポーツなのだ。暴力ではないのだ。人間が己の肉体でもって戦う神聖かつ最もスポーツのイデアに踏み込んだ最高のスポーツなのだ。健全なる精神は健全なる肉体に宿る。
この兄は小学生でありながら公正で高潔で高貴なスポーツマンシップを持っていたのだ。ってか兄弟愛だ。僕は感動した。美しい。なんて美しいんだ。最高にクールだ。
心の内でこの圧倒的に健全なる感動に高ぶりながら、無関心な素振りでクールにその迸る熱きパトスをサンドバッグに打ち込んでいた。
それからブザーで二人のスパーリングは終わった。7ラウンドこなしていたらしい。小学生で7ラウンド。1ラウンド3分で20分以上も戦っていたのだ。子供の体力すげーな!
練習が終了し、二人が防具っていうかヘッドギアを外した。子供用のヘッドギアだけが安全面を考慮しそういうものなのかは知らないが、正直端から見ると顔は全くわからない。
弟がヘッドギアを外した姿を見て驚いた。なんと涙でくしゃくしゃになっていたのだ。
そりゃそうだ。当たり前だ。防具をつけていたとは言え、ほぼ一方的に攻撃を受け続け、その上に母親から厳しい言葉を浴びせられていたのだ。誰だって泣く。
だがこの弟は泣きながらも鳴き声を声に出さず、ひたすらに7ラウンド立ち続けたのだ。戦い続けたのだ。凄い。いや、本当に凄い。並大抵の根性ではこんなこと出来ない。僕だったら絶対に無理だ。3ラウンドくらいで座り込んで泣きじゃくっていただろう。
弟よ。君は強い。間違いなく強い。その根性は本当に立派だ。兄もそれをわかっていたのだ。わかった上で戦っていたのだ。なんだこの兄弟は。美しい。美しすぎる。感動した。もう本当に感動した。感動しすぎて二人をいますぐ抱きしめて全力でありとあらゆる要素を肯定してあげたかった。感動をありがとうと最大限の賞賛を送ってあげたかった。コンビニでそこそこ高いプリンとか勝ってあげたかった。フルボトルとか欲しかったら買ってあげたかった。
だが僕はクールは男。そんなことしたら翌日の朝刊の地方ニュース欄に小さく掲載されるもしもしポリスメン案件だ。ぐっと堪えた。遠くで眺めているだけでそれでいい。
こんな一時の感動で逮捕されるのはまずい。今日び小学生は防犯ブザーを慣らすだけでいとも簡単に大人の人生を終わらせられる。銃刀法が産んだ第二の凶器だ。
トレーニングを終え、シャワールームに行くと先程の兄弟が一緒にシャワーを浴びていた。
先にシャワー室から出てきた兄が僕を見て言った。
「いやーん!へんたーい!」
G A M E O V E R
非アルファがハイエナの餌にされるのがムカつく
※ここに求められている反応は無い。大体別件だからね。
ブログがバズった。
前々から思っていたことをP仲間に話しても全然理解してもらえず、チラシの裏にでも書いてろって感じだったのでチラシの裏である日記を作り、自分のTwitterアカウントでしか書いたこと報告してなかったから身内しか見ないであろう(筈だった)この日記にひっそりと書いたら、予想外に賛同者がいて気付けば1日10万PVを超えていたり、ツイッタートレンド入り童貞を卒業したりした。
流石に多少はエゴサーチなるもをのしたのだが、まさに賛否両論で非常に面白い。
だが元々コンテンツへの問題提起をする目的で書いたわけではなく、メインは自分の決意表明みたいなものだったのでろくに推敲もしていない。
当然ながら粗など探せば重箱の隅をつつかずとも出て来るし、何よりあんな般若心経のようなクソ長い文章をキッチリ読めって方が無茶な話。ただでさえ宗教然としたジャンルの冒涜的な内容なので脊髄反射クソコメが来るのは当然だ。
便所の落書きを熟読するのは便所で腹痛に苦しんでいる時だけだし、今時利用規約のQRコードのような文字の羅列をキッチリ読む人間などいるはずもない。お前は今まで食べたパンの枚数を覚えているか?案件だ。多分。
それらの反応については肯定的だろうが否定的だろうが感謝されようが揶揄されようがどうでもいい。考えを改める気も無いし、補足・訂正する気も無い。ここはインターネットだ。コメントを書くのは自由だし、反応するのも自由だ。
身内以外の意見は基本的にガン無視するのが正しいインターネットの使い方だと古事記にも書かれている。
どうやら先日野球選手あたりの人がネットに書かれた脅迫文?か何かに対して訴えて勝ったらしいし、変な輩が出たらそこらへんの手段を使って何かすればその経験が今後何かの役に立つだろう。
そう。そんな感じで反応するのはどうでもいい。
今回僕が言いたいことはそこではない。
や◯おんやらに◯ぽいやらのアフィブログのネタにされたのが!!!マジで!!!ムカつく!!!!!!!
あのネットの話題を糧にアフィリエイトで利益を得るハイエナ共の養分になったのが非常に腹が立つ。僕はお前らの金稼ぎのために文章を綴ったのではない。
ところで、実はネット上でバズったのはこれで二回目である。Twitter上でとあるネタツイートがウケて1万RTに届きそうになったことがある。
ネタツイートが数千RTされる。
ネタツイートが数千リツイートされるとどうなる?
知らんのか。
パクツイされる。
そもそもTwitterでネタツイートするような輩は多かれ少なかれ承認欲求に飢えている。
そんな人間が自分のネタツイートを勝手にパクられて腹が立たないわけがない。
貴重な星やRTを「爆笑ツイート集」やら「◯◯ちゃん」みたいな嘔吐物を飲み込んで糞にしたような下劣極まりないアカウントにさも自分が呟いたかのように発信されて星とRTを稼がれる(一部の人間しか経験しないから全然賛同を得られないやつ)。
本当に本当に最悪だったのは、そのツイートをよくわからんアニメキャラが発言したかのように改変されてbotに定期的に呟かれるようになったことだ(より一層経験者が減り、このムカつき具合をわかってくれる人が消滅するやつ)。
その日から僕はパクツイアカウント絶対に殺すマンになることを誓った。パクツイアカウントを一斉にブロックする系のシステムを作っている方達を僕は全力で支持する。頑張れ。超頑張れ。
で、今回の件に戻る。そんな感じで過去のパクツイの一件もあり、まとめブログの餌にされることだけは腹が立って仕方ないが良い知恵もなく悶々としていた。
「じゃあ事前に転載禁止とか書いておけばいいじゃん」
もっともな意見である。そうすれば、もしかしてもしかしたら、アフィブログの主に人間としての感情と良識が残っていたら防げたかもしれない。
でも考えてみて欲しい。
自分が次にする発言がパクられるなんて誰が予想しようか。
Twitterアカウントだってフォロワー300ちょいの弱小アカウント、パクツイされた当時なんて200に届いていたかも怪しい。
このブログなんて前日のPV数0だ。そりゃそうだ。あれが最初のエントリーだからだ。
そんな貧弱なアカウントが「無断転載禁止」なんて前置きをするはずもない。「ネットイキリオタク検定2級」の僕ですらそこまで烏滸がましいことはしない。
そうなのだ。よほどコンテンツとして力のあるアルファでない限り、そんな予防措置はとらないのだ。そりゃそうだ。
そしてふとしたきっかけで爆発的に広まった“一般人”の何気ない発言をハイエナは見逃さない。偶然が産んだコンテンツの芳醇な果実を我が物にし私腹を肥やす。
何故なら一般人は防衛措置を取っていないから。パソコンにファイアウォールを設定する一般人はいても、ボディーガードを雇う一般人などいないだろう。先手を打てなかった事を責めるのは酷だろう。
これこそ問題提起だ。いや、正直正義感だとか法律の穴への指摘だとか立派なもんじゃなく、「単純にムカつく」ってのが率直な感情だが、こんな感じで我々「非アルファ」がアフィブログやらなんやらの養分になることを「後手に回っても」なんとか出来る方法は無いものか。
ネタツイートだけじゃない。自慢の可愛いペットの動画を「激カワ動物bot」みたいなアカウントに無断転載されている人はかなり多いはずだ。
なんかそんな感じの法的知識がある方の情報お待ちしております。アフィブログ運営してるクソ野郎共から!!逆に!!金を!!巻き上げたい!!